むなつきはっちょう

個人的徒然気ままブログ

春穏やかに



洗濯物を外で干してたら隣の家の人がお庭で炭をおこして焼肉を始めたから
煙がもくもくと洗濯物を包み込んだ今日のうららかな思い出

そしてブログは
動画を貼り付けたせいか
エラーが多発で不発でした
やっぱりyoutubeに一度アップしてからじゃないと
面倒がおきるのかな
もくろみはもとのもくあみ


さて

先日友人と山菜をとり
調理してたときのこと
エゾノリュウキンカというその植物は
きれいな黄色い花をつけていた

本によると花は食べないらしく
葉と茎をゆでてお浸しにして食べるのが良いとのこと
故に花はいらないということで
私は生ゴミへ捨てようとしたが
彼はそれを制し
小さな入れ物に水をいれ
その中へ花を生けた

食べるためには不必要なその部分も
見るためには最も美しく私を楽しませてくれるはずだったのだ

日頃
時間の流れから脱出し
本当に美しいものや
世界が与えてくれている
楽しみを感じ取ろうと思ってはいたのに
いとも簡単にそんなことは忘れてしまう

世界は多くの楽しみを私に与えてくれているはずなのに
一体何を見ながら生きているのだろう


その実
花や木や緑が美しいということはわかってはいるけれども
それをそれだけを楽しむことにともなう何か不自然さ
作られたものに美しさは感じるのに創られたものの美しさを
見つけることはとても作業的で
自然とのあいだにとてつもなく距離があって
その美しい世界は間違いなく存在しているけれども
実感できているのか
そしてそれは消えていく満足ではなく続いていく満足であるはずなのだけれど
たくさんの刺激にすり減らされた感受性は繊細な輝きには立ち止まることはないだろう

 

思考は続く

またはそんな風に改まって世界を見たところで
なんだか自分が無理やり何かを見つけ出そうと世界を嗅ぎ回っているようで
淋しくなる時だってある
もはや美しさを美しいと思える美しい心は努力なしでは保たれなくて
何か自然の美しさを発見したとき
私は自然を美しいと思える心をもっているのよ
と言いたいようなそんな醜さを感じ取る瞬間すらある
純粋に生きるにはもう手遅れなのかもしれないなら
いっそ汚れた心で純粋さを演出するがいい!
私とあなたのあいだになにかしら関係があるように
花と私とのあいだに関係というかなにか物語が出来ることによって
少しの愛おしさを感じることができたらいいのにね

 

そう
あのとき
黄色い花の美しさを捨ててしまうところだったけど
水に生けられることになった花を見て
なんか捨てようとしてごめんねって思ったよ


そんなエゾノリュウキンカの花言葉は

必ず来る幸福

 

捨てなくてよかった! 

 


 The Beatles(White Album)- Dear Prudence - YouTube